4月の誕生石は「愛」と「癒し」をもたらすモルガナイト

日に日に暖かい陽気になって、桜が満開を迎える季節になりました。春の愛らしいピンク色は、心を朗らかにさせてくれそうです。

2021年に新しく4月の誕生石になった「モルガナイト」は、そんな春の桜を連想させるピンク色が特徴的。本日は、やさしい煌めきが人気の宝石、モルガナイトをご紹介いたします。

ベリルグループの新しい宝石

モルガナイトは、1911年にマダガスカルで発見された比較的新しい宝石です。エメラルドやアクアマリンと同じベリルグループの一種で、当初は「ピンクベリル」や「ピンクアクアマリン」という名称で親しまれてきました。

この宝石に「モルガナイト」と名付けたのは、ティファニー社に勤務していた宝石学者であるジョージ・フレデリック・クンツです。クンツは、ニューヨークの銀行家であり自分の後援者でもある、宝石コレクターのジョン・ピアポント・モルガンに敬意を表し、彼の名を宝石につけたといわれています。

やさしさと愛の象徴

母性のような深い愛情を育むモルガナイト。身につけるとやさしい気持ちが湧き、思いやりを持って人と接することができるでしょう。心を癒して潤す効果もあるので、自分自身を満たしたいときのお守りにも最適です。

ピンク系の色合いで大粒は稀少

モルガナイトにはピンク系とオレンジ系の色合いがあります。人気の色合いはピンク系で、大粒のジュエリーはなかなか市場に出回りません。また、内包物が多かったり、透明度が高いぶん淡いものが多い傾向もあります。とろんとした色の濃い一石や、自分の気に入った色合いのモルガナイトと出会えたときは、ぜひご自身のコレクションに加えてみてください。

モルガナイトジュエリーはこちらからご覧いただけます。